出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

京アニ放火、数年前から小説執筆か 容疑者「学園もの」も応募

事件3日前に京都アニメーション本社近くで撮影された青葉容疑者とみられる男の映像(7月15日午後2時20分頃、京都府宇治市木幡)
事件3日前に京都アニメーション本社近くで撮影された青葉容疑者とみられる男の映像(7月15日午後2時20分頃、京都府宇治市木幡)

 京都市伏見区桃山町因幡のアニメ製作会社「京都アニメーション」(京アニ)第1スタジオが放火され、男女35人が死亡、34人が重軽傷を負った事件で、青葉真司容疑者(41)=殺人などの容疑で逮捕状=が、数年前から小説を執筆していたとみられることが19日、捜査関係者などへの取材で分かった。青葉容疑者と同姓同名の人物が過去に京アニに応募していた小説作品は、長編と短編の少なくとも2点あったことも分かった。

 応募作品はいずれも形式面の不備で落選しているが、このうち短編は、京アニ作品に多い「学園もの」と呼ばれるジャンルだったという。

 青葉容疑者は身柄確保時に「小説を盗まれたから火を付けた」と話しており、自宅アパートからは多量の原稿用紙が押収された。京都府警は、青葉容疑者が小説の応募を通じ、京アニへの恨みを一方的に募らせた可能性もあるとみている。

 捜査関係者などによると、インターネットの掲示板サイトに昨年9~11月ごろ、青葉容疑者とみられる人物が「京アニに裏切られた」「俺の原稿もポイ」「爆発物もって京アニ突っ込む」などの投稿をしていたことも判明している。この中には、小説を執筆した後、刑務所に入ったとの趣旨の書き込みもあった。青葉容疑者は2012年6月に起こした強盗事件で同年9月に実刑判決を受けており、遅くとも同年ごろには創作活動を始めていた可能性があるという。

 事件は7月18日午前10時半ごろ発生。青葉容疑者が第1スタジオ1階でガソリンをまいて放火したとされる。青葉容疑者自身も全身に重いやけどを負い、現在も大阪府内の病院で治療を受けている。

【 2019年08月20日 10時07分 】

ニュース写真

  • 事件3日前に京都アニメーション本社近くで撮影された青葉容疑者とみられる男の映像(7月15日午後2時20分頃、京都府宇治市木幡)
岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

    地域のニュース

    全国のニュース