
「四頭茶会(よつがしらちゃかい)」建仁寺(京都市東山区)
鎌倉時代に喫茶の風習を日本に伝えた開山・栄西(えいさい、ようさい)禅師の誕生日であるこの日に毎年行われている。同茶会は古来中国で行われていた方丈斎の儀式の一部で、4人の正客(頭)が各8人の相伴客を連れて席に着くことから名付けられた。あらかじめ抹茶を入れた茶碗を配り、給仕役の僧が湯を注ぐ独特の作法で、終始無言で行われる。
建仁寺は京都で最古の禅寺。金地に風神と雷神を描いた俵屋宗達「風神雷神図屛風(びょうぶ)」が有名。(写真は四頭茶会の様子。2006年撮影)
※新型コロナウイル感染拡大のため、今年は中止する。
- 開催日時
- 2022年4月20日(水)