
「六道まいり」六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ、京都市東山区)
お盆前に先祖の霊を迎える行事。平安時代に同寺一帯は葬送の地で、冥界の入り口に当たる「六道の辻(つじ)」と信じられてきたことから精霊迎えの行事が始まった。霊は「五山送り火」で再びあの世に戻るという。参拝者は精霊迎えの鐘を打ち、水塔婆(みずとうば)や精霊の依(よ)り代(しろ)とされるコウヤマキを供えて先祖を供養する。参道では、コロナ渦で販売を中止していた生花店が3年ぶりにコウヤマキを販売する。今年も遠方などで参拝できない人のためにインターネット経由・郵便での「代参供養」を受け付けるという。時間は午前6時~午後10時。
※新型コロナウイルス感染拡大を受け、催しが急きょ中止になることがあります。確認の上お出掛けください。
(写真は2021年8月7日撮影)
- 開催日時
- 2022年8月7日(日)~10日(水)