
特別公開「観音三十三身図」酬恩庵(しゅうおんあん)一休寺(京都府京田辺市)
「観音三十三身図」は、江戸期の京都の画家、原在中(はら・ざいちゅう、1750~1837年)が描いたもので、同寺へ1793年に奉納されたと伝わり、毎年虫干しを兼ねて夏に公開している。33幅の掛け軸には、観音菩薩が帝釈天(たいしゃくてん)や子どもなどに姿を変えて人々に説法する様子や、海上で遭難したり虎に襲われたりして祈る人々を救う場面が極彩色で描かれている。時間は午前9時~午後5時。拝観料は500円。
(写真は2018年8月15日撮影)
- 開催日時
- 2022年8月15日(月)~16日(火)