第2回East Tech Westフォーラムが広州の南沙で開幕

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【広州(中国)2019年11月21日新華社=共同通信JBN】
*大湾区がもたらす機会を共有するため、世界的な科学技術イノベーションのエリートが集結

300人以上の最も影響力のある世界的な業界リーダーが11月18日から20日まで、CNBCの主催によるグローバルフォーラムの第2回East Tech Westのため、中国広州の南沙地区に集まった。その焦点は、5G、スマートシティー、AI、輸送、フィンテック、ヘルスケアなどの業界のイノベーションと開発である。IBMやNASDAQ、ファーウェイ、JD.com、Ant Financial、その他の企業の幹部と科学技術イノベーターが35以上のファイアサイドチャット、パネルディスカッション、ワークショップで彼らの見識を共有した。この共有は、全参加者が今後の世界的技術と将来を想像することを可能にしただけでなく、高品質の開発と革新的エコシステムのためのイノベーションリソースをプールしている南沙に世界の注目を集めた。

世界知的所有権機関(WIPO)が今年7月に発表したグローバル・イノベーション・インデックス2019年版(2019 Global Innovation Index)で、中国は14位にランクされ、4年連続で上昇を続けている。WIPOの分析では、グローバルイノベーションは勢いを増しており、同リストの順位を上げている中国のような主要経済大国は、世界の経済減速にもかかわらず新たなグローバルイノベーションの展望をもたらしている。

広州は中国の開放とイノベーションの先駆者として、イノベーション要因の自由な流れを促進し、世界中からハイエンドの技術的要素を集めるため、イノベーションの健全な環境を創出している。さらに、広州は広東-香港-マカオ大湾区の構築によってもたらされる機会を利用することで、世界をリードするイノベーションのソースの1つとして浮上している。

同イベントの科学技術セクションでは、APT Electronics、Dorabot、Bona Robotなどの南沙を拠点とするハイテク企業によって推進されているLEDチップ、スマートロボット、彫刻製品などが出席者の関心を集めた。

中国共産党南沙地区委員会のカイ・チャオリン書記は開幕式で「われわれは、より速いペースでイノベーションリソースが集まるのを目にしている。Nansha Science Town(南沙科学城)とHong Kong University of Science and Technology(Guangzhou)(香港科技大学(広州))の2つの主要な科学技術イノベーション・プラットフォームが9月26日に着工した。その上、170社を超すAI企業、140社以上のライフヘルス企業、そしてトヨタとEvergrandeによるNEV(新エネルギー車)プロジェクトが南沙で始動しており、南沙はユニコーンのCloudWalkとpony.aiの本拠地でもある」と述べた。

世界的なイノベーションリソースをプールするための前進を加速することにより、南沙は盛況な新興産業のクラスターを目の当たりにし、絶え間なくイノベーションの活力を世界に放っている。

南沙区人民政府の広報担当者によると、科学技術イノベーション企業に加え、企業に高品質の開発を保証する多数のプラットフォームがイノベーションのための環境改善に貢献し、南沙の各業界、学術界および研究機関の開発を調整してきた。South Marine Science and Engineering Guangdong Laboratory、National-level Headquarters Base for Combustible Ice Research、 IPV6 International Root Server、Guangzhou International Institute of Artificial Intelligence(広州国際人工知能産業研究院)、iFlytek South China Institute of Artificial Intelligenceを含む科学技術イノベーションのための多数の主要なプラットフォームが南沙の科学技術イノベーションの発展に向け、堅固な基盤を築いている。


CNBC Catalystのシニアバイスプレジデントのマックス・レイブン氏は、南沙は極めて大きな成長潜在性を持ち、地理的位置の優位性によって大湾区構築の重要な位置を占めていると述べた。East Tech West 2019に先立ち、Nansha International Cruise(南沙国際クルーズ)の母港が開港した。このため、南沙は陸海空路の輸送システムの中心にあると言える。

イノベーションリソースと優れた立地の融合により、南沙での事業活動とイノベーション推進の環境は向上する。最近の南沙でのAIプラットフォームの立ち上げは、顔認証サービスが政府サービス、輸送、旅行、消費および教育で提供されることを確かなものにした。事業登録および確認システムの先駆的な改革の結果、事業登録はわずか10分で完了し、この点で最も効率の高いニュージーランドなどの国・地域に引けを取らない。

イノベーションは南沙の開発の最も基礎的な役割を果たしながら、南沙の未来の成長を促進する。第3者評価のシミュレーションランキングで、南沙はビジネス環境の点で今年は世界の上位25位に入るだろう。

大湾区の建設は現在、本格化している。国家級新区で自由貿易試験区である南沙は今後、大きな発展の機会をもたらす広東、香港、マカオの包括的協力の実証ゾーンを構築するという使命を担っている。

CNBC InternationalのKC・サリバン社長によると、今年のフォーラムは恒例のフィンテック、AI、5G、スマートシティーについての議論を継続しただけでなく、大湾区の開発に特別な関心を払ったと述べた。同氏は、ますます多くのグローバル企業が開発の機会を共有できることを期待した。

ソース:The People's Government of Nansha District