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【ブバネシュワル(インド)2021年6月25日PR Newswire=共同通信JBN】1992-93年に創設されたオディシャ州のKISS Deemed to be University(カリンガ社会科学研究所(Kalinga Institute of Social Sciences、KISS)みなし大学)(https://kiss.ac.in/ )は2021年6月27日、合格学生に対する初めての学位授与式を執り行う。式典はCOVID-19対策に配慮して対面、バーチャル双方のハイブリッド形式で行われ、修士・博士課程を修了した学生143人に学位が授与される。最も優秀、有望な卒業生には、建学者金メダル、学長金メダル、副学長銀メダルが贈られる。

「Enable(可能にする)」、「Educate(教育する)」、「Empower(力を与える)」の3つの「E」が付く言葉に焦点を置くカリンガ社会科学研究所(KISS)は、インド東部オディシャ州の先住民学生6万人に教育、宿泊施設、医療、職業・運動・芸術訓練を無料提供している寄宿制教育機関である。

学生は域内62部族のコミュニティーから来ており、このうち13は特に脆弱な部族グループ(PVTGs)である。学生の中で3万人はブバネシュワルの本校で学習している。

▽マイルストーン

KISSには社会的な力を付けた男女学生の強力な同窓基盤があり、学生1万人以上がオディシャ州内10カ所のKISSサテライトセンターで近く学ぶことになる。KISSは間接的に100万人を超える部族の児童や青年に影響を与えており、それ自体が長年の後進性から脱却できる部族児童の歴史のマイルストーンである。

▽夢の実現

カリンガ産業技術研究所(KIIT)とKISSの創設者Achyuta Samanta教授(博士)は「特徴的な性質の社会サービス分野に参入するアイデアを思い付いた日々を思い出すとき、記憶をたどることはまさに喜びである。すなわち、到達不能なところに手を差し伸べることである」と語った。

Samanta教授は「そして現在、カリンガ社会科学研究所(KISS)を立ち上げた日を思い出すと、全能の神に感謝したいし、恐縮してとてもうれしく思う。全てが庭のように始まり、花々がほほ笑むまで時間はかからなかった。KISSは小さな苗木として始動したが、2、3年で巨木に成長して多くの人々に影を広げ、現在は数百万人に保護を与える巨大な天蓋のような並外れた広がりになっている」と付け加えた。

Samanta教授はさらに「これは1992-93年に学生125人を乗せて飛び立ち、不死鳥のようによみがえった夢実現の物語、今や私の想像をはるかに超えた感動的な変革の話である。私は一般人として、KISSの基礎を築いたときに自信は持っていたが、成長がこれほど急激で影響が大きく、教育が力付けるという中核的信念を切り離すことなく、部族少年少女の教育パターンを変革するとは、想像を絶するものだった」と述べた。

▽力付ける手段

インドの教育体制では中途退学が頭痛の種にとどまっているが、KISSは30年を超える過程で、中途退学、児童婚、性差ハラスメント、極左主義、布教活動、無知、迷信を教育と権限付与を通じた受動的介入によって、実質的にかなり抑止してきた。

KISSは教育の重要性、女児エンパワーメント、スキルアップ、職業エンパワーメント、起業精神の認識を刺激し、部族コミュニティーと協力して、彼らをエコシステム、自然、持続的な開発目標(SDGs)のケアテイカーにしている。

▽国際的な新たな高み到達

KISSは印象に残る記録として、2017年に世界初の部族専門みなし大学になった。インド政府の旧人材開発省から与えられた地位である。Samanta教授は「その成長に伴い、部族学者による部族研究にコミットする機関として信頼されるまで、KISSの大学としての地位が引き上げられることを私はいつも熱望していた」と話した。

KISSは2015年に国際的な認知とサポートを得て、新たな高みにのぼった。2015年以降、国連経済社会理事会(UN-ECOSOC)から特殊諮問資格を受けている。次いで記録的な上昇によって、最高級機関の中に自らいることを発見した。さまざまな能力開発プロジェクトとその実行で、国連人口基金(UNFPA)、国連環境計画(UNEP)、国連開発計画(UNDP)、国連児童基金(ユニセフ)、国連女性機関(UN Women)など多くの国連機関、米領事館などと協力している。

▽知識の目的地

実績それ自体が物語っているが、KISSを訪問し、没入型体験をして感じたノーベル賞受賞者、法曹界の大物、学者、政策立案者、政治家、作家、セレブからはすぐに深甚な謝意が注がれた。KISSはまた、KISS Humanitarian Awardを創設し、人類に奉仕した優秀な男女に授与している。

KISSは間もなく目的地になり、その大飛躍は新たな高みにのぼることを助ける。KISSの実績が驚異的な魅力点まで成長しているためで、著名なパネルがKISS Deemed to be Universityの首脳陣に加わった。

Satya S. Tripathi氏は学長として合流した。元の国連事務次長で、国連環境計画(UNEP)ニューヨーク事務所長を務めた。

リーダーシップパネルのほかの著名メンバーは、学長代理のUpendra Tripathy博士(IAS退任)、副学長のDeepak Behera博士、副学長代理のPitabasa Sahoo博士、事務局長のKanhu Charan Mahali博士である。KISS Deemed to be Universityが彼らの在職期間中、学生の成績、研究、協力、学術の卓越性で新たな高みに達するのは確実である。

最初が最初、常に特別であり、KISS Deemed to be University初の学位授与式もそうである。バーチャル式典には、最も愛想がよく博識なオディシャ州知事が臨席し、KISS Deemed to be University初の学位授与式でGaneshi Lal教授に文学博士名誉学位が授与される。

このほかオディシャ州の高い地位、業績、称賛の面々である名誉学位取得者は、部族、オディシャ州、インドの誇りである会計監査院長官のGirish Chandra Murmu氏、ケニア国会議員、ケニアMediheal Group of Hospitals 創設会長のSwarup Ranjan Mishra氏、ニューヨークのファッションデザイナー兼衣装デザイナーBibhu Mohapatra氏である。

Samanta教授は「この歴史的な機会にあたり、KIIT関係者の断固たる支援に心から感謝をささげたい。われわれの大義に対するKISS有志の愛情、好意、信頼に感謝したい。KIITとKISSの職員と学生には、KISSが今日のレベルに達する支援をしてくれた彼らのたゆまぬ努力をとても感謝している」と述べた。

同教授は「アイデアとしてスタートして、より多くのプロトタイプ作成を呼びかける改革に転換したKISSは、グローバル問題にローカルソリューションを与えることを常に保証してきた。われわれはKISS Deemed to be Universityが部族関連の重要問題、教育のディベート・討議のシンクタンクになり、部族の政策、法律、文化、重要性を厳密に分析し、進化過程で継続的に改善するソリューションを特にKISSに、そしてより広い社会全般に提供すると予測している」と続けた。

Samanta教授は「アーネスト・ヘミングウェー曰く『他人より優れた者でなく、過去の自身より優れた者が気高い』。KISS Deemed to be Universityは卓越性に向けた努力で謙虚さをもって、常に前進してよくなる」と結んだ。

▽問い合わせ先
Dr. Shradhanjali Nayak
shradhanjali@kiit.ac.in
+91-674-2725113
Director, PR
KIIT Deemed to be University

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ソース:Kalinga Institute of Social Sciences