En+ Groupの調査でネットゼロの道筋が日本のビジネスにとって好機であることを指摘
さらに成長支援のための低炭素材料の必要性を強調



2021年10月26日 – En+ Group(ロンドン証券取引所: ENPL、モスクワ証券取引所: ENPG)は、その金属部門のルサールと共に、本日、グリーンエネルギーへの移行と循環型経済のさらなる発展を支える日本のグリーン成長戦略の一環として、低炭素アルミニウムの役割の重要性を強調する調査結果を公開した。

本論文では、市場データをもとに、2020年から2025年までの期間に、日本の企業におけるアルミニウム半製品の需要が20%増加すると予測している。日本はアルミニウム鋳造品からのアルミニウム再生率がほぼ100%という利点はあるが、今後50%以上増加すると予想されている需要を満足させるには、依然として一次アルミニウムが必要である。本論文では、アルミニウム生産におけるエネルギー集約度が高いことから、日本に輸入される原材料では、使用される電源によって内包されるCO2 排出量が大きく異なる可能性があると警告している。例えば、再生可能エネルギーを使用して生産された一次アルミニウムは、アルミニウム1トン(t-CO2/t-Al)(スコープ1および2)につき4トン未満のCO2 排出という、世界平均の12.6 t-CO2/t-Al(スコープ1および2)よりも低い排出量を達成することができる。

En+グループの研究者は、日本の産業界に対して、研究開発、持続可能性と循環性のための設計、低炭素イノベーションへの投資を支援する一方で、低炭素アルミニウム製品を実現する「原材料の入手から工場出荷まで」のパートナーシップを構築する必要性を助言している。

さらに、日本企業の低炭素サプライチェーンを支援するための海外開発資金の活用を検討するとともに、生産時に石炭や石油を大量に使用する材料に対して、現行の排出権付き輸入関税を拡大することを提案しています。

この調査結果について、 ルサール 社の輸出向セールス責任者のスティーブ・ホジソンは次のようにコメントをしている。
「気候変動への影響を低減する必要に迫られている日本のメーカーは、内包される排出量を大幅に削減しながらアルミニウムを調達する機会を得ることができます。同時に、世界共通の枠組みで排出量の開示を要求するという単純な行為により、炭素制約のある未来において選択するべき材料としてのアルミニウムに対する信頼性がいっそう高まるでしょう。」

「日本のグリーン成長:低炭素移行におけるアルミニウムの役割」の全文はEn+グループの公式ウェブサイトでご覧いただけます。

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En+ Group について
En+ Groupは、世界をリードする垂直統合型アルミニウム製造・電力会社です。当社は、総設備容量19.6GW(15.1GWの水力発電設備を含む)の発電所と、年間3.9百万トンのアルミニウム生産能力(株式を通じて支配する ルサール 社は2018年の中国国外にある世界最大のアルミニウム製造会社)を組み合わせています。後者はEn+ Groupの水力発電による電力の主要な消費者です。