AsiaNet 93424 (3064)

【北京2021年12月2日PR Newswire=共同通信JBN】世界第1位の6万9900キロの曲がりくねった海岸線を有するアジアには、世界最大級の9つの港を含む多くの重要な港がある。毎日多くの商船が領海内を航行し国際海洋貿易を促進しているが、複雑かつ不安定な海面状態は、乗組員と貨物の安全を脅かしている。

中国と日本を挟む海域では、台風、寒波、濃霧などの荒天災害が頻繁に発生し、海の旅をリスキーかつ危険なものとしている。この不利な自然条件はまた、サンゴ礁との衝突のリスクを高め、難破の主因ともなっている。

2019年12月18日15:00、中国・山東省の冷蔵魚運搬船HAI JIが、日本・東京の南東約700海里で出火した。船室は火に包まれ、船内の23人(中国人18人とインドネシア人5人を含む)が閉じ込められ、外界との連絡を断った。 遭難信号を受信したChina Maritime Search and Rescue Center (中国海洋捜索救助センター)は、迅速に対応した。彼らは捜索救助計画を立案して日本の海上保安庁に協力を求め、航空機と巡視船に報告された遭難船の位置を捜索するよう要請した。両国は直ちに救助の詳細を改善し、周辺海域での航行船舶のチェックを調整し、危険の可能性を報告した。

19:00に海上保安庁が派遣した航空機が到着し、23人が乗っているいかだを発見した。3時間後、商船GOLDEN ASPIRANTが到着し、被災者を全員無事に収容した。救助成功直後、China Maritime Search and Rescue Centerは電話でHAI JIの船長と連絡を取り、すべての乗組員の無事を確認した。

そのようなケースは珍しいことではない。中華人民共和国交通運輸省の統計によると、2011年から2020年にかけて、1万9914回の捜索救助活動が組織され、9万2367隻の船舶が派遣され、15万人以上が救助され、730億元超の財産損失が回復した。

今日、特にその開発が海洋に大きく依存している国にとって、海上捜索救助は重要な課題になっている。海面状態が複雑で救助任務が困難なことから、海上安全確保のため国際協力を実施する必要がある。近年、中国と日本は海上捜索救助活動で積極的に協力している。海上保安庁の招待により2010年、China Maritime Safety Administration(中国海事安全局)はHAI XUN 21を東京に派遣し、日本の2010年次パレードと海上捜索救助の総合演習に参加した。両国は2018年、日中海上捜索救難協定に調印し、中国と日本が海上捜索救助に関する協力を深め、海上での人と財産の安全を保護し、地域的海上経済発展を促進することを実証した。

中国、日本の両国はこれまで海上捜索救助で協力しており、目覚ましい成果を上げている。今後は、より安全な海洋環境を創出し、海洋経済を活性化し、未来を共有する海洋コミュニティー構築を促進するため、より多くの共同の取り組みがなされるだろう。

ソース:China Oceanic Development Foundation