「京都シネマSTAFFの今月のオススメ」では、京都シネマで公開される毎月の上映作の中から、
京都シネマスタッフによるイチオシ作品をご紹介します。
8月のオススメはこちら!

祝福か修羅場か。“告白”から始まる地獄のウエディング・ロマンス
2026年は、ゼンデイヤの出演作が相次ぐ一年です。大ヒットドラマ『EUPHORIA/ユーフォリア』の最終シーズンが配信され、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』や『オデュッセイア』、『デューン 砂の惑星 PART3』と大作への出演が続くゼンデイヤ。意外にもロマンティックコメディへの出演は多くありません。数少ないロマコメ出演作となる『ドラマなふたり』は、きっと今年一番の衝撃をもたらす内容です。共演は、『オデュッセイア』でも共演しているロバート・パティンソン。監督を務めたのは、『シック・オブ・マイセルフ』『ドリーム・シナリオ』のクリストファー・ボルグリ監督。人生で一番祝福されるはずの日に、生涯最悪の危機と向き合うカップルのデスロードが描かれます。
ボストンのカフェで、エマを一目見てときめいたチャーリーは、一生分の勇気を総動員して声をかけます。結果は大成功、イギリスから来た美術館のキュレーターのチャーリーと、ウィットに富んだ文芸編集者のエマは、誰もがうらやむ理想的なカップルになります。
結婚式まであと7日と迫った夜、付添人の親友夫婦と4人での食事中、これまでにやらかした最悪の行いを告白することに。軽い気持ちで始めたゲームでしたが、エマの【最悪の秘密】に全員がドン引き。チャーリーはエマには想像を絶する別の顔があるのではないかと恐れを抱きます。
幸福の絶頂は一転、疑心暗鬼のどん底へと墜落しますが、結婚式の準備を止める術はなく、当日を迎えることに…。
“ウエディング・ムービー”というジャンルを刷新し、何でも共有しすぎる時代の愛を、斬新で意外なほど心に響く物語として描き出しています。最も身近な相手について、わたしたちはどこまで知っていて、そしてどこまで知りたいのでしょうか。「最悪な姿」を知ったあと、それでも愛は続くのでしょうか。人がつねに同じ場所に立ち続けられないように、人間関係もまた変化し続けます。そんななかで、「誰かと生涯を過ごす覚悟」をすることの苦さや脆さが、ぎゅっと凝縮されています。挑発的で痛々しく、それでいてロマンティックな悪夢。観終えたあと、きっと誰かと語り合いたくなる作品です。
執筆:川添結生(京都シネマ)
8月21日(金)公開
ドラマなふたり
(原題)The Drama
2026|米|105分|英語|5.1ch|字幕翻訳:牧野琴子
監督・脚本:クリストファー・ボルグリ
製作:ラース・クヌードセン、アリ・アスター
出演:ゼンデイヤ、ロバート・パティンソン、アラナ・ハイム、ママドゥ・アティエ、
ヘイリー・ゲイツほか
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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【映画『ドラマなふたり』公式HP】本予告あり↓
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【映画『ドラマなふたり』公式Instagram】
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