京都新聞印刷について
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新聞印刷トリビア
Trivia

Q.新聞印刷に使う巻き取り紙の長さと重さは?
A.新聞印刷に使われている巻き取り紙は幅1.6mで、1ロールの長さは約19kmに上ります。重さは約1.5tと普通乗用車に匹敵しますが、1平方メートル当たりでは41.2gと「超」軽量の紙を使用しています。京都新聞で1日に使われる紙の量は、朝刊・夕刊合わせるとなんと長さ約200km! 琵琶湖を一周できてしまいます。
 


Q.新聞輪転機の速さは?
A.新聞を高速で印刷する「輪転機」。久御山工場にある輪転機は、時速20万部と「世界最速」の輪転機です。1台あたり1秒間に朝刊を約27部(夕刊は約55部)、工場全体では1分間で最大1620部の印刷が可能です。ちなみに、新聞1部が輪転機内の刷り始めから刷り終わりまでを移動する速さは、秒速およそ14.8mでジャマイカのウサイン・ボルト選手が持つ男子100m走の世界記録9秒58を2秒以上も上回ります。
 


Q.カラー印刷って?
A.紙にカラー印刷を行う場合、写真などのカラー成分をC(シアン=明るい青)・M(マゼンタ=明るい赤)・Y(イエロー=黄)・K(スミ=黒)の4色に分けて出力します。通常、カラーは色の3原色といわれるシアン・マゼンタ・イエローで再現でき、この3色が重なり合えば理論上はスミになりますが、実際には印刷に使われるインキの性質上、純粋な「黒」にはなりません。そこで、スミを加えた4色で再現しています。
 


Q.「オフセット」印刷って?
A.輪転機でハンコの役割を果たす「刷版」というものがあります。刷版は油性(植物油)のインキを付着させる親油性の画線部と、水を保つ親水性の非画線部で構成されます。この版面を水で湿らせた上で油性のインキを着けると、水と油の反発作用で画線部のみにインキが着き、印刷することができます。このオフセット印刷は、刷版が直接紙に触れないため、印刷品質が用紙の平滑性に左右されにくく、比較的低い印圧でも印刷が可能です。つまり、表面がざらざらで薄い新聞用紙と相性が良いと言えます。さらに、同じ刷版を複数作るのが容易なことや、刷版の構造が簡単で製版処理が迅速に行えることなど、スピードと正確性が求められる新聞印刷に適した特徴を持っています。
 


Q.新聞紙面の下部にある4色の四角い印や「+」の印は何?
A.紙面で目にするカラーの写真や広告はC(シアン=明るい青)・M(マゼンタ=明るい赤)・Y(イエロー=黄)・K(スミ=黒)の4色を重ね合わせて印刷されています。この4色の位置がズレないようにするため、輪転機上部に取り付けられたカメラがこの四角い印や「+」の印を読み取り、微妙なズレを自動で調整しています。
 


Q.新聞紙面の下部にある穴は何?
A.新聞は、まず4ページの幅で印刷され、続いて「フォーマー」と呼ばれる三角の板で縦に2つ折りされます。次に、ノコギリのような形をした刃で新聞1ページの寸法に断裁されます。さらに、断裁された新聞を8本の針で引っ掛けて、4つに折り畳みます。その時の針の跡がこの「穴」です。