「KYOTO NIPPON FESTIVAL」は、日本の「美」と「文化」を京都から世界へ発信してきた取り組みで、10周年を迎える2026年は、アーティスト蜷川実花率いるクリエイティブチームEiMが参画。
本フェスティバルでは、梅苑の木々に吊り下げられた約1,200本のクリスタルが、季節と光の変化とともに異なる表情を見せる屋外アートインスタレーション、梅苑「花の庭」《 光と花の庭 》を公開しています。菅原道真公が、十一歳の折に作られた漢詩「月夜見梅花(華)」の一節、「梅花似照星」になぞられえて制作された本作。鮮やかな色彩に染まる梅とクリスタルが溶け合い、響き合うことで唯一無二の情景を描き出します。刻一刻と姿を変えるその景観は、太陽の下はもちろん、夜の幻想的な表情もお楽しみいただけます。一足早い春の訪れと、光り輝くアートインスタレーションをぜひお楽しみください。
さらに3月20日からは、ダンスカンパニー「DAZZLE」とのコラボレーションによる、北野天満宮初のイマーシブ公演を実施。蜷川実花 with EiMによる舞台美術とDAZZLEのパフォーマンスが融合し、鑑賞者が空間を歩きながら物語を体感する没入型の作品です。四百年前、豊臣秀吉が開いた伝説の茶会の“幻の二日目”をモチーフに、歴史と現代アートが交差する唯一無二の体験を創出します。
■作品紹介
雪月花の三庭苑・梅苑「花の庭」《 光と花の庭 》
梅苑の木々に吊り下げられた1,200本以上のクリスタルが、季節と光の変化とともに異なる表情を見せる屋外アートインスタレーション。梅苑内の茶店ではお茶菓子をいただくことができ、日本の季節の移ろいの美しさをゆったりとお楽しみいただけます。梅の枯木から満開、そして新緑という大きな時間軸と、その日その瞬間の光の変化といった小さな時間軸により、訪れるたびに異なる体験ができます。自然と人と作品の三者が共鳴し、梅苑そのものが持つ生命の気配を感じ取り、過ぎゆく瞬間の中に静かな輝きを見出すことで、北野天満宮の歴史の深さへと意識が開かれていきます。