細見美術館で開催する「水の情景、涼へのいざない」の見どころを紹介します。

季節のうつろいに寄り添い、変幻する自然との交感こまやかな日本人の感性は、美術工芸においても主題や意匠に、また技法や素材を駆使して、多彩な表現を生み出してきました。
本展では細見コレクションを中心に、水辺の景色やそこに暮らす人々を描いた絵画、水の意匠をもつ工芸作品のほか、水を想起させ、涼を呼ぶ作品を紹介します。水と共に生き、育まれた感受性の伝統を体感し、暑さをしのぐひとときをお過ごしください。

青木木米 《富士望見図》 文政7年(1824) 細見美術館蔵
池田孤邨 《江戸近郊八景図画帖》より「芝浦晴嵐」 江戸後期 細見美術館蔵
尾形光琳 《宇治橋図団扇》 江戸中期 細見美術館蔵
梅隠 《鴛鴦図》 室町時代 細見美術館蔵
《蛤形蒔絵硯箱》 江戸前期 細見美術館蔵
《柳に燕雀水葵沢瀉文様縫箔》 江戸中期 細見美術館蔵