連載コラム「ロームシアター京都 幕が上がる、その前に」ではロームシアター自主事業の中から、スタッフによるイチオシ作品をご紹介します。

 

ヴィヴァルディ《四季》(アマンディーヌ・ベイエ、リ・インコーニティによる録音)が響くなか、コンテンポラリーやブレイクダンスなど、さまざまなバックグラウンドをもつ4人のダンサーが、天体の軌道や生命の循環と呼応するようにダンスを繰り広げます。

Photo: Anne Van Aerschot

本作は、昨年、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞した世界的振付家アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルと、彼女が設立した教育機関P.A.R.T.S.で研鑽(けんさん)を積み、現在、気鋭の振付家として注目を集めるラドワン・ムリジガによる新作です。ケースマイケルはインタビューで、本作の着想について、ヴィヴァルディ《四季》に添えられたソネット(14行詩)やブリューゲルの絵画に触発されたと語り、「自然を敬い、畏れる精神が今も色濃く息づいている日本で、この作品をぜひ皆さんに観ていただきたい」と述べています。

四季の移ろいがある日本でも、近年は気候変動の影響を強く実感させられています。そのなかで、この舞台は私たちにどのように響くのでしょうか。どうぞご期待ください。

ロームシアター京都WEBマガジン「SPINOFF」掲載 ローザス、アトラファイブ『和声と創意の試み』 関連記事
アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル インタビュー

https://rohmtheatrekyoto.jp/archives/rosas_interview_anneteresadekeersmaeker/
※ロームシアター京都のホームページに移動します

執筆:川原美保(ロームシアター京都)

アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル、ラドワン・ムリジガ ローザス、アトラファイブ 和声と創意の試み/ Il Cimento dell’Armonia e dell’Inventione
日時:6月27日(土)午後7時開演
   6月28日(日)午後2時開演
会場:ロームシアター京都 サウスホール
料金:一階席 7000円、二階席 5000円ほか
公演の詳細はロームシアター京都公式ホームページにてご確認下さい。


問い合わせ|ロームシアター京都 TEL=075-771-6051
HP=https://rohmtheatrekyoto.jp/