日本画家 定家亜由子による新作日本画を中心に、京都を拠点とする老舗企業や職人との協働作品をあわせて紹介する展覧会を白沙村荘 橋本関雪記念館にて開催します。
自然・建築・美術が一体となった白沙村荘の空間において、「花」を起点に、日本画家 定家亜由子の創作を通して京都の手仕事と精神文化がどのように現代へと受け継がれているのかを問いかけます。
見どころのひとつは、京指物の伝統を守る老舗家具・宮崎家具との協働による四季飾り棚「祥雲の花」の展示です。
1856年創業の宮崎家具が掲げる「再興」の精神のもと、京指物の系譜と日本画の伝統技法を現代において結び直すことを目指して制作されました。
桜材を用いた飾り棚に、日本画による花の扉絵、夜光貝による螺鈿、青金と黄金の純金砂子による雲の表現など、絵画・工芸・家具の領域を横断する一作です。
吉兆の象徴である雲にちなみ、「祥雲の花」と名付けられました。
この作品は、2025年11月に開催された京都の歴史ある展示会「洛趣会」にて初披露され、多くの来場者を迎えました。本展では、その思想と背景をあらためてひもときながら、白沙村荘という特別な空間にてご覧いただきます。
5月9日(土)には、上御霊神社禰宜の小栗栖憲英さんと定家さんの対談イベントも 実施します。ぜひ、お越しください。