1966(昭和41) 年10月、風光明媚(めいび)な京都・衣笠の地に異彩を放つ美術館が開館しました。日本画家・堂本印象(1891~1975年)が、自作の散逸を防ぎ、展示する場として、自ら設立した堂本美術館(現・京都府立堂本印象美術館)です。
当時、存命作家のための美術館はまだ珍しく、1963(昭和38)年に日本画家・川端龍子(1885~1966年)が設立した龍子記念館(東京都大田区)に次いで全国で2番目、関西では初の個人美術館でした。堂本美術館は、印象が渡欧時に見た各地の宮殿や美術館をアイデアの源泉にして、外観から内観、椅子やドアノブといった細部に至るまで、画家自らデザインを手がけました。そうして、空間の隅々まで印象の美意識が貫かれた、印象作品としての美術館が誕生しました。2025年夏には、美術館本館と山のアトリエが国の登録有形文化財に登録されています。
開館60周年の節目を迎えた2026年、美術館誕生の軌跡をたどる展覧会を開催します。開館に向けてのデザイン原画や作品を通して、印象が美術館設立プロジェクトにかけた熱い思いを感じ取ってください。
〈開館60周年記念〉特別企画展Ⅰ「印象、美術館をつくる」
開催期間
2026年07月07日(火) ~ 2026年09月23日(水)
時間
午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日(ただし、7月20日(月・祝)、9月21日(月・祝)は開館)、7月21日(火)
料金
一般|600(480)円
高大生|450(360)円
65歳以上|300(240)円(要公的証明書)
※( )内は20人以上の団体料金。
※中学生以下無料。障害者手帳をご提示の方(介護者1人を含む)は無料
お問い合わせ
京都府立堂本印象美術館
TEL=075-463-0007
主催/後援など
主催|京都府、京都府立堂本印象美術館、京都新聞
助成|一般財団法人 地域創造
※同時開催:第7回京都工芸美術作家展 *リンクは京都府立堂本印象美術館サイトに移動します