9月17日(木)、泉屋博古館講堂で同館学芸部長の実方葉子氏によるスライドトーク「東福門院 ―押絵がつなぐ美の縁」が開催されました。

実方葉子 氏(泉屋博古館学芸部長)

開催中の展覧会「寛永行幸と花の都の文化びと」企画のきっかけや、寛永行幸について触れたあと、将軍徳川秀忠の娘にして天皇の后(きさき)となった東福門院の「押絵」について詳しくお話しいただきました。

押絵とは、布を使って立体的に仕上げる貼り絵の一種です。遠くから見ると、まるで一枚の絵画のよう。でも近づいてよく見ると、布が丁寧に貼り重ねられていて、その繊細な仕上がりに思わず見入ってしまいます。

東福門院《能「楊貴妃」押絵》江戸時代・17世紀 泉屋博古館

また、顔や手先の部分は筆によって描き込まれており、当時の画家が制作に関わっていたことがうかがえます。

知性と教養がぎゅっと詰まった、東福門院プロデュースの押絵。その世界をぜひ泉屋博古館でお楽しみください。

この後も本展をよりお楽しみいただくためのイベントが盛りだくさんです。ご期待ください!

詳細はこちら

※泉屋博古館のWEBサイトに移動します