現在、泉屋博古館で開催中の、寛永行幸四百年記念 特別展「寛永行幸と花の都の文化びと」の関連イベントとして、連続講演会シリーズの最終回第3弾「二条城行幸図屏風を読む!-歴史学の視点から-」が行われました。
今回は、日本近世(江戸時代)、特に天皇・朝廷、公家社会を研究テーマとする京都芸術大学等非常勤講師の林 大樹 氏の講演です。
行幸の評価が変わっていった様、その過程、真名本と仮名本それぞれの「寛永行幸記」の内容、当日の見物者の日記などさまざまな史料から見える「寛永行幸」についての話を展開。賃金未払い問題や、家来のストライキなどのトラブルがあったといった生々しい記録についての興味深い話も披露されました。
林 大樹 氏
第1回「服飾史の視点から」、第2回「絵画史の視点から」に続いて、「歴史学の視点から」と題された今回の講演会。屏風に対する興味関心とあわせて、歴史史料を収集し、その史料批判を行い、論文化して自身の考える歴史像を提示する「歴史学」の面白さも知る時間となりました。
展覧会は10月18日(日)までです。
お見逃しなく!