
京都府内在住・在学の小・中学生を対象にした同展には、毎年多くの応募作品が寄せられ、今回は2万5036点になりました。
審査会では、京都の著名作家の審査委員による審査で、京都府知事賞など58点、特選62点、優秀賞615点を決定しました。
表彰式は行わず、京都府知事賞、京都市長賞などの賞、特選の入賞作品120点を紙面展示し、入賞者名を紹介します。優秀賞入賞者には学校または本人宛てに郵送で入賞を通知しています。
また、京都新聞紙面(京都府のみ)と京都新聞ウェブサイトの掲載をもって、作品展示といたします。
▽京都府知事賞
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▽京都市長賞
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▽京都府教育長賞
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▽特選
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■次代の才、美しく丁寧に
審査委員主査 日比野博鳳
本年1月24日から25日にかけて、京都市としては久しぶりの積雪がありました。府の北部では珍しいことではないかもしれませんが、京都市内のいたる所が白のベールをかぶっている様子、その神々しさは、まさに古都の冬景色としてこの季節らしい面持ちでした。
私たち日本列島に住む者は、このような季節感をはじめ、生活習慣の至るところに、古き感覚を大切にして暮らしています。そのひとつとして、日本語の響きを大切にして、日本語の文字の姿を尊びながら、丁寧に美しく書くということがあげられます。文字を習い始める幼少の時から、しっかりと身につけ覚えておかねばならない日本人としての矜持(きょうじ)だと言うことができます。
さて、本年の「第42回京都新聞書き初め展」におきましては、府内各所よりたくさんの作品の応募があり、その数は2万5千点を超えました。昨年度からはいささかの減少でしたが、それはこれまで毎年応募してくださっていた学校が、コロナ関連の事情で、やむなく手控えられたように見受けられたからであり、個人の応募は堅調に推移しております。府内の児童数の変遷を鑑みると、本展への参加率の変動は少ないと言うことができ、「京都新聞書き初め展」が、しっかりと京都府の教育現場に根付いていることがわかります。これは、主催してくださっている京都新聞の歴代の担当者に加え、なによりもおのおのの地域で精力的にご指導いただいている先生方のご努力のたまものと、改めて厚く感謝申し上げます。ありがとうございます。
長年審査にあたっておりますと、今の子ども達の名前が、一昔前から替わって今風であることに驚きますが、ひるがえって、示された書作品を見ますと、古くからの筆遣いの基本から少しも離れることなく、一点一画しっかりと書かれたものの多いことが見受けられ、まことに喜ばしい限りです。
そして、揮毫(きごう)されている、希望とか夢といった、未来志向の言葉にも勇気づけられます。次の時代を担う若き才能が、これらの言葉を心に秘めて、能力を発揮出来る世の中が、今後も永劫(えいごう)に続いていきますことを審査員の一人として祈願することで、この審査の講評に換えさせていただきたいと存じます。入賞のみなさま、おめでとうございました。
審査委員(敬称略)
▽顧問
日比野光鳳
池田 桂鳳
杭迫 柏樹
真神 巍堂
山本 悠雲
吉川 蕉仙
▽主査
日比野博鳳
▽副主査
佐々木宏遠
竹内 勢雲
原田 上
▽事務局長
尾西 正成
▽委員
足立 光嶽
大原 蒼龍
岡本 藍石
下伊豆博子
篁 聖心
田中 朴濤
中村 史朗
西村 大輔
原 美栄子
松丸 濤山
万殿 紳水
吉見 靖子