
「春の特別拝観」宝厳院(ほうごんいん、京都市右京区)
天龍寺塔頭の宝厳院で、春の特別拝観が開催されている。同寺は特別拝観の期間以外は参拝できない。
特別拝観で公開される庭園「獅子吼(ししく)の庭」は、室町時代に中国に2度渡った禅僧、策彦周良(さくげんしゅうりょう)禅師によって作庭され、嵐山の景観を巧みに取り入れた借景式山水回遊庭園。その名にある「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味という。また画家・壁画家の田村能里子さんによる本堂襖絵「風河燦燦三三自在」も特別公開する。
午前9時~午後5時(本堂襖絵は午後4時半に受け付け終了)。拝観志納料(庭園)は大人500円、小中学生300円(本堂への参拝には本堂参拝志納料が必要)。同じ天龍寺塔頭の弘源寺との割引共通券は900円。
(写真は宝厳院提供)
- 開催日時
- 2022年3月19日(土)〜6月30日(木)