
「亥子祭(いのこさい)」護王神社(京都市上京区)
新穀で餅をつく平安時代の宮中儀式を再現する「亥子祭」。平安装束の女官や神職が「おつきの儀」で亥子餅を神前に献上し、無病息災と子孫繁栄を祈る。
同祭は平安時代、陰暦10月亥の日に天皇自らが餅をつき、宮中で配って健康を祈った儀式に由来する。同神社の祭神・和気清麻呂(わけのきよまろ)をイノシシが守った伝説にちなみ、イノシシにゆかりの深い同神社が1960年に再現した。
神事は午後5時から、照明がほのかに照らす舞殿で優雅に営まれる。色鮮やかな装束を身にまとった5人の女官がうすやきねを用意。雅楽が流れる中、神職がきねで餅をつくしぐさをして神事を執り行う。儀式の後は、ゴマ(黒)、小豆(赤)、クリ(白)の3種の亥子餅が、京都御所に届けられる。
(写真は2017年)
- 開催日時
- 2026年11月1日(日)